怒ることについて
こんばんは~
6月10日の空想レポートです。
今日も地方創生について書こうと思ったのですが、風邪気味で頭がぼーっとしてまとめきれなかったので気になるニュースについて空想インタビューを交えてレポートしていきます。
気になったのは体罰に関する記事でその記事を参考に「怒ること」について考えていきたいと思います。
↓参考記事はこちら
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6326273(ヤフーニュース 「良い体罰」はない 医師見解)
記事では体罰が適切でない理由として以下の意見が述べられていました。
・虐待をなくすためにも明確に線引きのできない体罰も許すべきではない
・罰を与えるとさらに強い罰を与えるようにエスカレートする危険性があること
また体罰に限らず言葉の叱咤に関しても以下の副作用がありえるそうです。
・萎縮し、行動自体が減少する
・一時的な効果しかなく持続性がない
・新しいことを教えたことにはならない
さらに罰を与えるとエスカレートする可能性があること、罰を受けた側が自分が同じ立場になった時に同じことをする危険性があることも述べられていました。
また、記事では教師の体罰についても教師の指導力不足が要因としたうえで当事者だけの解決を図るのではなく第三者の介入が必要とされていました。
第三者の介入に関しては前に教育に関してレポートした時にも意見として出てきました。体罰問題に限らず教育の場には第三者の介入がもっと進むべきだと思います。
家庭内での解決法としては「好ましい行動は褒め、好ましくない行動には無駄な注目しないこと」が紹介されていました。
好ましくない行動をとった場合には好ましい行動になるように修正の言葉をかけ、行動が直ったときに褒めるのが重要だそうです。
また絶対に良くない行動をした場合には罰に感じない程度の短時間子供を別の場所に移し、考える時間を与える「タイムアウト」という方法があるそうです。
事前にタイムアウトの存在と、タイムアウトの前にタイムアウトを行うことを宣言することもネガティブな感情を持たせないために重要みたいです。
↓参照記事(ヤフーニュース 「良い体罰」はない 医師見解)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6326273
体罰には否定的な人が多いと思いますが、多少は必要だと思う肯定派の意見も記事に紹介されていました。
どんなことが考えられるのか空想インタビューしてきました。
1人目(21歳 女性)
確かに虐待との明確な区別ができない以上、「体罰はしてはいけない」ってした方が良いように思います。はじめは軽い物でもエスカレートする危険性は十分にあると思います。
2人目(32歳 男性)
「タイムアウト」という方法は良い方法だとは思うんですけど、後手後手に回ってしまいそうですよね。理想なのは、やってはいけないと理解させることじゃなくて、行動を起こす前にやってはいけないと気づくことですよね。
3人目(47歳 男性)
怒ることの危険性は理解できるのですが、「怒り」は人間の感情の一つですから、生きていれば必ずどこかで怒られると思います。その時に必要以上に委縮してしまうことも考えられますし、正しいことで怒っている人が悪者扱いされないか心配です。
以上の意見がありました。
記事のような教育が広まっていくことは理想的ですが、2人目、3人目の意見を考えると難しいですよね。
怒ることでの影響として「行動自体が減少」とあります。
確かに怒られるんじゃないかと委縮して行動ができなくなったりするのは精神衛生上良くないですが、ある程度怒られることを想定していないと変な行動をとってしまったり、怒られた場合の対処がうまくできないなんてこともありそうですよね。
怒ることを悪いこととしてしまうと本当は正しいことを言っているはずなのに伝わらなかったり、「パワハラ」とされてしまうのもどうかなと思います。
それに体罰を受けると自分も体罰を与える危険性があるように、怒られないで育ったことで正しい怒り方ができずに爆発するんじゃないかなとも思います。
前にもレポートで同じようなことを言いましたが、「怒り」という感情を奪われたときに人は正常に生きていけるのかが心配です。
それはわかっているのですが、みんなが間違いに寛容で怒らない世界を作ること良いことですが正しいことではないと僕は思います。
ただ、解決方法がないのが悩ましく難しいところですね。
みなさんはどう思いますか?
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