女性が活躍する社会って?

 

こんにちは!

 

 

7月6日の空想インタビューです。

 

前回のレポートでは障がい者の政治参加について考えました。

kuusoureport.hatenablog.com

 

差別や偏見が減っているとは思いますが、まだまだ理解が深まっていないこと、社会進出に壁があることは確かですよね。

 

社会でさまざまな壁があるという点で頻繁に議論が行われることと言えば、女性も同じではないかと思います。

 

共働きが主流になり働く機会が増えた女性、男女平等、男尊女卑に関する問題はセクハラ、マタハラ、育休など尽きることがないように思います。

 

今日はそんな女性が社会で活躍するとはどういうことなのか考えていきたいと思います。

とはいえ、僕は男性ですし女性の生活の実情がどのようなものか正確に把握しているわけではありません。

あくまで空想ですが、間違いなどあればコメントで訂正していただければと思います。

 

 

まずは「女性の活躍する社会」について問題点や、疑問など空想インタビューの内容をご紹介します。

 

~空想インタビュー~

 

1人目(26歳 女性 会社員)

今のところ問題とかはないですけど、これから結婚とか出産とかの時に大変なのかなぁとは思っています。会社でのキャリアがこれからって時に出産などで仕事離れなくてはいけない時もあるでしょうし、そういうのを加味して重要な仕事を任せてもらえないというのは理解できるような理解できないような、なんとも言えない感情はあります。

 

2人目(37歳 女性 会社員)

女性の意見が重宝されることもありますし、そこまで生きづらさみたいなのは感じてないです。職場では逆に男性より女性の方が障害に感じることもあります。バリバリ仕事をしたい人もいるし、そうでない人もいるけど女性と一括りにされることは煩わしいですね。

 

3人目(33歳 男性 会社員)

セクハラの問題とかもあるので、仕事の話をしたくても声かけづらい時があります。セクハラから女性を守るのも大事ですけど、過敏に反応することで自分で自分の首を絞めているのではないかなって思わないでもないですね。セクハラは男から見ても嫌なのでなくなって欲しいとは思ってますよ。

 

 

インタビューは以上です。

 

次に僕が気になった女性の社会進出に関する動きや制度を簡単に紹介します。

 

・KuToo

会社などでハイヒールやパンプスを履くことを強制されることから、解放しようという動き

 

・He for She

女性差別などに関する問題を女性だけでなく男性も交えて議論しようという活動

 

・生理休暇

労働基準法で「生理日の就業が著しく困難な場合に女性が休暇を請求した場合、その者を生理日に就業させてはならない」とある

会社は「月に何回まで」と制限することはできないが、「何日以内は有給、それを超えた場合は無給」と定めることはできる

 

他にも活動は様々あると思いますが、僕が気になったのはこの3つです。

 

それではインタビューと活動のことも合わせて考えていきたいと思います。

 

まずは、出産などの女性特有のことに関してです。

1人目のインタビューにもあるように女性の場合はそれまでは問題なく働いていたとしても、結婚することによって出産や育児に関して考えることがあると思います。

育児に関しては男性の育児休暇の取得にも理解が広がってきているため改善されそうではありますが(まだまだ課題はありますが)、出産は男性が代わることはできないため、育休のようにはいきません。

 

生理もそうですが、出産も大変さは人それぞれだと思います。

初めてなのかとか、サポートしてくれる親などが近くにいるかとか環境によっても違うと思います。

生理も通勤してフルタイム働くのは大変だけど自宅でできる範囲の作業には差し支えない人もいれば、全く動けないような重い生理の人もいるでしょう。

 

このような限定的な期間の問題で「採用しない」とか「役職や重要なポストに就けない」とかの差別的な対応を取るべきではないと思いますが、ある程度のリスクは覚悟しなければならないのかなとも思います。

休んでいる期間に多かれ少なかれ迷惑とは言わないまでも負担は職場にかかるわけですから、全く同じと言わけにはいかないでしょう。

 

そのほうが罪悪感なく制度を利用できると思うのですが、これは男性的な意見でしょうか?

 

以前、何の記事だったか忘れてしまったのですが、女性から見ても契約社員から正社員となったとたんに育休に入る人がいて「制度があることはありがたいし、育休や産休がどんどん利用されることは良いと思うが、ずるく感じてしまう側面もある」という意見を目にしたことがあります。

 

ということもあり、利用することに抵抗感を生まないようにちょっとしたリスクがあった方が広まりやすいのかなと思ったのですが、何か考えがあればコメントで教えてもらえると嬉しいです。

 

 

続いて、セクハラなどの異性間での問題について考えたいと思います。

そもそもセクハラは上司と部下などの立場的な力が働く時に性的な嫌がらせを受けた時の問題で、例えば「部長から性的な嫌がらせを受けているが、上司なので報復などが怖くて抵抗しにくい」などの場合です。

これが言葉だけ流行し、日常生活にも汎用性のある言葉になってしまったために男性は困っています。

上司と部下などの上下関係がない時に男女の間が平等なものであれば、女性は問題なく「嫌だ」「不快だ」と言うことができます。

 

本来は対等な立場の相手にセクハラを宣言することは男性に強く出れるようにも思いますが、女性が自分から「私たちは立場が弱い」と言っていることにもなりますし、3人目の男性のように女性にとって無害な人まで理解から遠ざけることにもなりかねないので使い方にはご注意を。

と、男の僕から言っては叩かれそうですね(笑)僕は叩いてもいいですが、世の男を一括りにして叩いては理解してはもらえませんから、「まぁ、こっちの話も聞いてくれ」と肩をポンっとしてあげてください。

 

これは2人目のインタビューの人の話にもつながりますが、女性の意見や、価値観を1人の発言や行動で背負うことは難しいですし、大変なのでまずは性別関係なく自分を理解してもらうことが重要かなと思います。これは男性にも言えることですね。

 

「He for She」の考え方も大事ですが、1対1で理解を深めていくことの方がずっと簡単です。

大きなくくりにとらわれずに個人間での理解があればそんなに生きづらい世の中はないんじゃないかなと思います。

 

途中でも言いましたが、差別はなくなるべきだと思っています。

それは男性でも思っている人がいますし、女性でも「女性らしさ」を押し付ける偏見的な考え方の人もいるでしょう。女性は全員味方ですか?敵は男性だけではなく、社会の偏見です。

 

社会学者の古市憲寿さんの本で「怖いのは優秀な敵ではなく、無能な味方だ」というようなことが書いてありました。

女性に無能な人がいるという訳ではありません。男性が勘違いされてる原因は無能な男性の行動にあります。それは男性にとっても脅威であることを理解していただければと思います。

 

 

男を擁護するような内容になってしまいましたが、女性が活躍する社会には男も参加したいので、そろそろ戦うだけでなく、同盟を結びませんか?ということが言いたいんです。

 

同盟を結ぶにはお互いに良いこともありますが、お互い負担も背負わなくてはいけません。

その中で個人として理解を深めていけたらいいのになという空想レポートでした。

 

 

みなさんの考えも聞きたいので、意見でも感想でも空想でもかまいませんので

コメントいただければなと思います。

 

 

 

~おわり~

 

 

 

蛇足ですが、「KuToo」に触れるのを忘れていたので一言だけ言います。

男性もネクタイしめるのしんどいです!