年金は増えた方がいい?

 

こんばんは~

 

6月26日の空想レポートです。

 

昨日は「年金2000万円不足問題」について考えました。

 

kuusoureport.hatenablog.com

 

今日も引き続き年金について考えていこうと思います。

 

昨日は「2000万円」に焦点をあてて考えました。

 

昨日の内容を要約すると

・報告書の内容からわかることは、年金だけだと「生活に2000万円”不足”している」というよりは平均で見ると「年金に2000万円”足した”生活をしている」ということで、単純に「生活するために2000万円の不足」とは言えないこと(”より良い暮らしをするために”2000万円は自助努力が必要ということ)

・年金制度は持続可能な制度とするために「マクロ経済スライド」の方針で進められているため、徐々に減ることが前提であること(「少子化によって財源減って受給額の急激な減額」などといったことが起きないようにするため)

・この方針は2004年から進められていることだから減っていることを叩くのはナンセンス、年金に代わる制度などの検討が必要

 

といった感じですかね。

1日たっているので無意識な修正が入っているとは思いますが。

 

今日は昨日のレポート受けて「年金は増えた方がいいのか」ということについて考えていきたいと思います。

 

減ることに諦めを感じてコツコツと貯蓄をする人もいれば、「(支払った分の)年金を返せ」とか、「年金を増やせ」という声もあります。

「老後のために貯蓄などの自助努力が必要なことを受け入れられない人は、宿題をやりたくないと言っているのと同じだ」という記事も目にしましたが、まあ、正論ですよね。貯蓄にしても宿題にしても結果は自己責任といったところでは同じです。

僕は貯蓄も宿題も嫌いです(笑)

 

一方、野党では「年金を増やすために財源を獲得する方法はあるじゃないか。なぜやらないんだ」というようなことを言っている人もいました。

どうやら、株式譲渡になどによる所得が1億円を超えると所得税負担率が下がるみたいで、そこを改善すれば税収があがるというわけです。

 

詳しいとこまでは調べていないのでちゃんと説明できませんが、

・株式譲渡などによる所得は給与所得と違う課税の仕組みで、合法的に節税でき、所得税の最高負担率45%の半分以下の税率(20%)で済む

というようなことみたいです。

 

確かに改善されれば税収は上がるでしょう。(そんなことよりお荷物議員に無駄な給料払いたくないので議員の数減らしたり、減給して欲しいですが笑)

 

 

ところで、税収が上がり、年金の受給額が増えることで老後の解決するのでしょうか?

という疑問もありますよね。

 

老後の貴重な収入源として年金は大事だとは思いますが、まずは年金のことを含め、老後の生活においてどんなことを不安に感じているのか、どんな改善が求められているのか空想インタビューしてみました。

 

 

1人目(43歳 女性 主婦)

 そもそも年金には期待しない方がいいって思ってたんで今回のも「やっぱりか」って思っただけです。貯蓄も年金が足りないからというよりは親の介護にお金がかかるからという方が大きいですね。

 

2人目(26歳 女性 会社員)

年金って言い方悪いかもしれませんが、老後の生活保護みたいなものだと思ってるので、あまり期待してないですね。年金増やすために税金取られるなら、その分貯蓄してた方が良いかなって思います。

 

3人目(31歳 男性 看護師)

年金が増えたら嬉しいですけど、消費する金額が変わらないことには大差ないのかなって思います。幼児教育、大学の無償化は進んでるんだから介護の無償化も進めて欲しいなと思います。

 

 このようなことが聞けました。

 

2人目のような人も少なくはないのではないでしょうか。

年金が増えたらいいことには変わりないですが、その分負担する額も増えるかと思うと貯蓄してほうがいいかなぁとも思いますよね。

海外の社会保障が充実していることが注目されたりしますが、税金が高いことも知られていますよね。

 

高い税を払って安定を得るか、リスク承知の自己責任とするかは価値観の分かれるところだと思います。

 

 

そして、老後と言えば無視できないのが介護の問題ですよね。

3人目の人が言うように介護にかかる負担を減らすことで年金が少なくても生活できることの方が嬉しい人もいるでしょう。

また、1人目の人のように自分の老後というよりも親の介護のために貯蓄をしている人は自分の老後に回す余裕がないかもしれません。

 

ということを考えると第一に議論するべきなのは年金問題よりも介護などの福祉の充実かもしれませんね。

 

核家族化が進み、老後は施設や在宅介護を受けることが主流になってきています。

年金制度ができた時代とは老後の出費状況が変わっていることは明らかでしょう。

 

 

以上のようなことを年金制度というどちらかと言えば古い制度に縛られることなく、新しい制度に期待したいなというのが僕の感想です。

 

ベーシックインカム」などの考え方もありますが、共産主義的にも感じられて、資本主義の成長も頭打ちが来ていて社会が変化する変わり目なのかなぁなんて空想しています(笑)

 

どちらにせよ、住みやすいい社会になって欲しいなぁと思います。

 

 

みなさんは年金、介護なども含めて老後についてどんなことを考えていますか?

ご意見ご感想などみなさんのいろいろな空想お聞かせください。

 

 

 ↓昨日の空想レポート

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