地方創生まとめ
こんばんは!
6月17日の空想レポートです。
地方創生についてのまとめをしていきたいと思います。
まずこれまでに取り上げた地方創生を紹介します。
・パ酒ポート(北海道)
・在宅医療・緩和ケア(長崎県)
以上の地方創生の事例についてまとめてきました。
観光や産業を利用して街を盛り上げたり、医療福祉などといった住民への支援・サービスの充実を目指したり、街自体の整備に取り組んだり、他の自治体と連携したりと様々でした。
どの取り組みも大成功というわけではありませんが、特に支援やサービスの充実化やコンパクトシティ化など今後どの地域でも取り入れていってほしいと感じるものも多かったです。
個人的にですが医療、福祉に関するものはどの地域でもどの自治体にいても最低限は平等に受けられるものであってほしいです。
聞いた話なので確かではありませんが、何度か話題に出ている僕の大叔母は現在は高齢者施設に入るために生まれた県に戻っていますが、前まで東京に住んでいてそこで税を納めていました。その区が保証などのお金を出すため高齢者施設の移動手続きなどが面倒だそうです。
うまくやる方法もあるのでしょうが、認知症も進み本人は対応できませんし、子供もいないのでうちの母が通院などの世話をしていますが、準備もしていなかった介護の対応に頭を悩ませています。
そんなこともあり、どこの自治体に住んでいても一定の税を納めていればどの自治体でも苦労なく支援が受けられたらいいのになぁと思いました。
さて、地方創生の話題に戻ります。
地方創生の大きな問題は少子高齢化による人口減少と、都市部への人口流出です。
人口の減少には段階があり、都市部では高齢者が増え、若い世代が減少する段階で、過疎地域と言われる地方では高齢者、若い世代共に減少している状況です。
さらに都市部への就職などによる若年層人口の流出が人口減少に追い打ちをかけるといったよなイメージです。
これを受けて地方創生も、観光などで「人の流れを作るもの」、就労や育児環境を整え「人口の流出を防ぐもの」、高齢化による介護などの「課題解決に取り組むもの」の3つに大きく分けられるかなと思いました。
複合して取り組んでいる場合もあるので明確に分けられるというわけではありませんが。
観光や就労に関しては自治体や企業のポテンシャルに加え、マーケティングやコンサルティングなど専門的な知識もないとうまくはいかないでしょう。
だからといって難しいというわけではなく、どんどん活用してやれるべきことはやった方が良いように思います。
僕が一番可能性を感じるのは課題解決に向けた支援・サービスの面の取り組みです。
先にも言いましたが、都市部では高齢者が増えて子供が減っている状況です。地方で洗練された制度や支援が都市部に適応されれば今後の問題に速やかに対応できます。
そんな意味でも少子高齢化の最先端にいることは必ずしも悪い状況というわけでもないように思います。
郊外と言われるような地域で整備されれば東京都の流入の過多も緩和されるかも知れませんし、それに伴う待機児童などの問題の解決にも効果があるかもしれませんね。
口で言うのは簡単ですが、いろんな意見がありますから実行に移すのは難しいですよね。
今回の一連の地方創生に関するレポートのまとめとして言えることは、日本の将来は地方にかかっているということですね。
さんざん言われているようなことですが(笑)
再確認という意味でもこのまとめでしめたいと思います。
明日からまた違う話題を進めていきます。
お楽しみに!
↓地方創生に関する過去の空想レポート