地方について思うこと

 

こんばんは!

 

6月14日の空想レポートです。

 

今日も地方創生について考えていきたいます。

これまで地方創生の事例について空想インタビューを交えてレポートしてきましたが、今日は地方創生について僕が思うことを中心に書いていきます。

 

今まで取り上げてきた事例は地方の特性を活かしたものや、地方が抱える問題の解決に取り組んだものなど様々でした。

どれも欠点や課題などはあるものの、個人的には良い取り組みだったと思います。

 

例えば、埼玉県の「わこう版ネウボラ」なんかは、地方の課題に取り組んでいますが、いま日本が抱える少子化問題の解決にもつながるものでした。

 

少子高齢化に関係する問題が今一番日本が対応しなければならない問題だとは思いますが、「わこう版ネウボラ」のように、ある地方ではやっているのに日本全体には浸透していない取り組みがたくさんあります。

観光や産業に関する取り組みはその地域の特性があるので取り入れにくいですが、医療や福祉、公共交通などのサービスなどの生活に関わるものはどんどんと取り入れていっていいのではないかと思います。

 

ここで問題となるのは、隣の市や町が良い取り組みをしていても住んでいる地域が違うだけでサービスが受けられないことがあるということです。

以前介護についてまとめた時に、自分の職場が隣の市で母をその市の介護施設に入れたいが、距離は近いのに入れないなんて記事を見ました。

僕の家の場合もうちの母が面倒を見る家族がいない親戚の面倒を見ていて、家の近くのグループホームへの転入を考えていたのですが、その親戚の住所が市外にあるので「空きはあるが、転入は難しい」と言われたそうです。

 

色々な制度があり、きちんと管理するために区別しなければならないところがあるのは理解できるのですが、もう少し融通が利かないものかと思ってしまいます。

 

何度も言いますが地域によって抱えている問題も様々なので対処していく順番も地域によって違うでしょう。

ですが、医療や福祉に関することについては平等であって欲しいところです。

 

前にレポートの中で日本という狭い国でさらに細かく自治体に分けて課題に取り組むことに意味があるのか考えたことがありました。

 

隣り合う市や町でやっていることが違うし、都道府県、国で見てもバラバラです。

少子高齢化は日本全体の問題なのに国としての政策よりも地方創生の事例の方が進んでいたりすることに違和感を感じるのは僕だけでしょうか。

 

合併しろとは言いませんが、自治体同士の連携や、少なくとも県と市町村単位でくらいはもっと協力して欲しいなと思います。

財政が苦しくて良い考えもを持った自治体、他の自治体のやっていることを取り入れたい自治体が課題解決に取り組めないのはむなしいです。

 

地方でも住みやすい環境は地方だけではなかなか解決できないところがありますが、地方が住みやすくなって嬉しいのは住んでいる人だけではないはずです。

 

地方の問題は日本の問題になってきていると僕は思います。

 

みなさんはどう思いますか?

 

今日はレポートとしてまとまってはいませんが、これから地方創生についてまとめていくうえで僕の気になることをアウトプットしてみました。

 

みなさんも思うことなどあれば是非お聞かせください。

 

以上です。